住宅購入体験談ブログ

保険の加入は子育てのひとつ?

シングルマザーとして生活する上で、一番優先するべきことは生活費を確保しつつ、子育てをすることでしょう。そしてそうした状況であれば、とにかく今を生きることに必死なご家庭も少なくないはずです。

そんな日々の生活に追われるとつい見逃してしまうのは、将来やもしもの場合に備えた保険です。

自分にもしもの事があった場合、子供はどうなるのかについて、一度きちんと子供と話し合い、決めておくべきかもしれません。

確かに起こるかわからないもしもの備えよりも、今の生活費を重視してしまうのは理解できます。しかし、残された家族のことを考えることも立派な子育てのひとつではないでしょうか?

実際に天災や事故、また若い女性のガンの発症など、巷ではよくないニュースを見ない日はありません。

昔から
『備え合えば憂いない』と言います。やはりこの言葉には重い意味があるのです。

このページでは、どのような保険があり、最低限どんな保険に入るべきかを簡潔にまとめてみました。これを機会に、まずはご自分の家庭にどんな保険が適しているのかを調査してみてはどうでしょうか?

 

シングルマザーが入っておきたい保険

シングルマザー家庭の大前提として、収入に余裕がないと考えて話を進めてまいります。余裕がある家庭は、いろんな事態に備えるべきですが、少ない収入でやりくりするご家庭に大切なことは、何が必要なのかをしっかり選ぶことです。

それでは実際のシングルマザーの方々の体験をもとに、加入しておいた方がいい保険の優先順位を作りましたの参考にして下さい。

1位:生命保険(死亡保険)

想像すると悲しいですが、もしもシングルマザーであるご自分が死んだ場合に、遺族(子供)にまとまったお金を残せる保険です。

各保険会社によって残し方や、金額は様々ですが、シングルマザーの家庭では入って欲しい保険の第一位となります。

収入保障保険とは?

自分の身に何かあった場合は、子供へ生活費位は残したいと思う気持ちの方は【収入保障保険】という形態の支払いもあります。

これは、毎月お給料をもらうように、保険料が入ってくるシステムで、子供が大学を卒業するまでなどの期間をつけると、保険料を抑えて入る事が可能です。

現在、生活が厳しい方には?

生命保険の【終身(亡くなった場合)】と【定期(年齢を60歳までなど指定して、それまでに亡くなった場合)】を選ぶことができ、終身ではなく定期を選ぶと保険料はかなり抑えられます。

しかし、定期は基本掛け捨てタイプとなります。返戻金はない場合がほとんどです。また生命保険は、死亡だけではなく障害が残り働けない状態に認定された場合ももらえる保険があります。

2位:医療保険

シングルマザー家庭において馬鹿にならないのが、医療費です。お子さんについては医療費がかからない自治体や母子家庭支援で各都道府県で医療の助成はありますが、ご自分が入院になった場合の生活費の問題など、何かと困ります。

気を付けていても、必ず避けられるわけではないため、事故や病気に備えておくことも必要です。

特徴

  1. 入院の場合は1日いくらと、決まった金額の支払いを受けられる保険となります。
  2. 金額の設定もできるので、もしもの場合に備えていくらもらったら大丈夫かを計算した上で申し込むことをお勧めします。しかし、勿論給付金が増えれば、保険料も上がるので、各家庭の状況に合わせましょう。
  3. 手術や先進医療を受けた際は、まとまった金額にて数万円などの一時金を受け取れることが多いです。

3位:学資保険

これは、子供が今後進学していくための保険です。教育費の積み立てだと思って加入することができ、ご自分が亡くなった場合は、保険料を支払わなくても必要時に契約金額の満額を受け取る事ができます。

掛けた保険料よりも多く返ってくることのほうが多い、シングルマザーの方々で子供の大学進学などを視野に入れている家庭には特におすすめの保険です。

余談になりますが、筆者の知人の某保険会社の外交員から聞いた話ですが、その保険会社で扱う学資保険は、外交員の報酬にならないそうです。どういうことかというと、保険の手当が厚いため、お客様へのサービスで提供しているというのです。

まとめ

保険というとしつこい勧誘のイメージや、契約の内容が分かりにくく、何を選んだらいいのかわからないなど、マイナスのイメージが先行しがちですが、保険に入っていることで得することも多く、人生設計のプランの一つとして欠かせないものと言えます。

特に、一人身で守らなければならない子供がいるシングルマザーの方には、大きな味方といえるのではないでしょうか?インターネットが普及したいまでは、パソコンやスマートフォンで簡単に、人気や口コミの高い保険会社を調べることもできます。

また、一世代前よりも保険料がリーズナブルなものも増えました。

保険会社により、いろんな保険を組み合わせたプランにして、料金を抑えている場合もあるので、まずはじっくりと保証内容を理解して、最低でも何が必要なのかを考えてみることからはじめてみては如何でしょうか?

また、何年かごとに保険の見直しもできるので、まずは現状で何がベストなのかを選択すれば良いと思います。時が過ぎ収入が落ち着いて来たら、またより保障の厚いものへの変更も可能です。

今がなければ将来はないけれど、今頑張っているのは将来も笑っていられるようにではないでしょうか?

それを考えれば、子供にお金の心配をさせないというのも、親心なのかもしれません。ご参考にしていただき、一度保険と向き合ってみてください。

最後に、一番大事なことです。

保険に入っている情報は子供(家族)と必ず共有するようにしましょう。なぜなら保険金は、申請しなければ受け取ることができないからです。また入院やケガの保険に関しても、同様です。

またもらえたはずなのに、もらえなかったというのは、自分のミスになるので、保険金の受け取りについても十分に確認しておくことが大切です。